予算の分配、土地と建物と〇〇に - 姫路で4人暮らし〜家族の成長に対応できる間取り〜

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予算の分配、土地と建物と〇〇に

・まずは土地選びから
間取りや家の広さを決める際に最大の制約条件となる予算。
もちろん、総額は施主の経済状況によるのですが、姫路で4人家族が暮らす一戸建て注文住宅の新築を考える場合、どのくらいが相場となるのでしょうか。
相場を知ることは、それと自分の予算との差を意識し、標準的な家と自分の思い描く家とのギャップの大小に気付く上で大切となります。

さて、建物の価格はメーカーによって大きな差があります。
標準的な広さで1000万円を切る「ローコストメーカー」もあれば、ブランド住宅で4000万円ほどかかる場合もあります。
これだけ幅があるので、よほど好みのメーカーがない限り、先に土地を決め、残った予算との兼ね合いでメーカーや家の仕様を詰めていくべきでしょう。

・相場を知る
それでは、現在の姫路で一般的な住宅地の相場はどのような状況でしょうか。
これまで見てきたように、仮に国土交通省が「4人家族が快適に過ごせる目安」として示している延べ床面積125平方メートルの住宅を、建蔽率50%の地域に建てるなら、必要な土地の大きさも約125平方メートル(37坪ほど)になります。
地価は同じ地域でも、駅前、幹線道路沿いなどの条件によって大きく異なり、同じ場所でも日々刻刻と変化しています。
2021年現在、姫路で125平方メートル程度の土地を買うと、1600万円ぐらいが平均とされています。
これはあくまで「平均値」であり、高額な土地も含まれていますから、一般的な住宅地を購入する際の相場は、もう少し下がりそうです。

・追加の出費を避けるために
もっとも、土地に家を建てれば終わりではありません。
初めて住宅を買う「1次取得者」の場合、大抵は自宅か賃貸物件に住んでいることでしょう。
狭い賃貸物件ではそれなりに大きく見えたテレビを、新しくて広い一戸建て住宅に置くと、どうにも貧相に見えることがあります。
同様に、学生時代から気に入って使っていたソファーも、いざ数千万円を出して買った家のリビングに配置すると、何だか釣り合いがとれない気がすることもあります。
つまり、住宅を買う際は主だった家具や家電を買い替えることも検討した上、予算を土地、建物、その他(家具、家電など)に分配しないと、住み始めてローンを払い始めたタイミングで追加の出費が発生し、住居に関する費用の増大に苦しむことになりかねないということです。
注意しましょう。