人気の平屋、メリット、デメリットは - 姫路で4人暮らし〜家族の成長に対応できる間取り〜

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人気の平屋、メリット、デメリットは

・設計自由度が高い
一戸建て住宅と言えば、2階建てが圧倒的多数派です。
よほどの大都市の市街地を除けば、住宅街に建つ家のほとんどは2階建てでしょう。
しかし、近年、少しずつ人気が高まっている住宅があります。
それは平屋です。
ここでは平屋のメリット、デメリットをもとに、どのような条件なら平屋向きと言えるのかを考えてみます。

平屋の特徴として、設計の自由さが挙げられます。
2階建て住宅の場合、1階部分の天井の高さが限られますが、平屋であれば屋根の形状に合わせて天井を高くし、開放感を演出できます。
2階建て住宅でも吹き抜け空間を作ることはできますが、あまり広くすると2階部分が手狭になるため本末転倒でしょう。

・階段要らず
また、平屋は階段が要らないため、2階建てだと必要な階段スペースは節約できます。
さらに階段がないということは家事動線を短くすることにもつながります。
例えば、2階建て住宅はベランダが2階にあることが多いでしょうが、洗濯機は1階にあるのが一般的です。
平屋ではこれらが同じフロアにあり、家事動線は自ずと短くなります。
階段がない平屋の間取りはバリアフリー設計と親和性が高いのも特長です。

一方、平屋のデメリットは2階建てよりも広めの土地を必要とする点が挙げられます。
4人暮らしで125平方メートルの床面積を確保しようとする際、単純に計算すると、2階建てなら1階部分が60平方メートル強あれば済みますが、1階しかない平屋では125平方メートルが必要です。
必然的に広めの土地でなければならず、その分、土地取得にかかる費用は高くなり、候補地も通常より限られてしまう可能性もあります。

・広い土地が確保できれば検討
また、平屋は建物自体の高さが低いことから、周囲の建物の高さによっては日当たりや風通しが悪くなってしまうケースもありますので、注意してください。
こう考えると、平屋のデメリットは土地の条件によるところが多いようです。
広めで、周囲に高い建物もなく、隣の建物との距離が十分にあるなどの条件が整う土地があるのならば、前向きに検討してみてもよいかもしれません。