住宅の快適さとは - 姫路で4人暮らし〜家族の成長に対応できる間取り〜

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住宅の快適さとは

・通風性、日当たり
就寝時間や休日の時間を含めると、人は一日の半分ぐらいを自宅で過ごします。
そうなると、自宅に求める居心地は快適さや落ち着きを重視したいところです。
間取りから快適さを考える場合、配慮すべき点としては、通風性や日当たりなどが思いつきます。

例えば寝室は深夜から朝方までを過ごす場所ですから、夕方の通風性や日当たりを意識する必要はありません。
朝日を浴びて目覚めたい人なら東側に窓を設けられる位置に設けるべきでしょう。
一方、子どもの遊ぶ場所は日中から夕方にかけての日当たりを意識するべきです。

・仕事部屋の日当たり、さまざま
他に自宅で仕事をする場合はどうでしょう。
このケースでは、家の中で最も長く滞在するのは作業場になります。
そんな中で仮に北側に部屋を配置すると、日中は基本的に室内が暗いわけです。
好みや仕事内容にもよりますが、毎日毎日、一日中、日光の当たらない場所で仕事をするのは気が滅入りそうですよね。
ただ、ずっと燦燦と陽光が降り注ぐ方角に部屋を置くと、特に夏の日中は暑そうです。

集合住宅でも、最も上層階のフロアはすぐ上が屋上なので、よほどの高級物件で屋上の緑化などを進めて対策していない限り、夏の暑さや北日本地域では冬の積雪による寒さを避けられません。
これは一戸建てでもある程度は同じで、2階建て住宅の2階部分は暑さや寒さの影響をそのまま受ける可能性があります。
さすがに、そんな環境下でずっと仕事をすれば、はかどるものもはかどりませんよね。

・通風性は最も立地に左右されます。
高台にある「ポツンと一軒家」の風通しが良いことは誰でも想像できます。
しかし、残念ながら、日本人の多くの人が家を建てる場所は平野部の住宅地です。
基本的には風通しの良さはある程度譲らなければなりません。
その上で、隣の家と建物の位置をずらす、基礎を通常より高くして床下収納などを設けて周囲の家より頭一つ高さのある住宅をつくる、といった対策が考えられます。