子ども2人、間取りはどうする? - 姫路で4人暮らし〜家族の成長に対応できる間取り〜

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子ども2人、間取りはどうする?

・個室の数、大きさが課題
子どもが乳幼児以下の時に住宅を初めて買う「1次取得層」の場合、大きな課題になるのは子ども部屋の有無について、どのように考えるかです。
せっかく一戸建てに住むのなら、可能な限り子ども2人それぞれに個室を与えてあげたいとも思います。
2人が同性ならまだしも、男女1人ずつなら、ゆくゆくは別々の部屋が必要になりそうだからです。

ただ、子ども部屋を2つ設けるとすると、例えば1部屋当たりの面積が5畳なら、計20平方メートル近くが必要になります。
床面積100〜125平方メートルの家を作ろうとしていることから考えると、全体の15〜20%程度もの面積を子ども部屋が占めることになってしまいます。
子どもが大きくなっても一緒に住み続けるのならともかく、場合によっては10年そこそこで家を出ていく可能性を考え合わせると、全体の2割にあたる面積を割くのが適切かどうかの判断は非常に悩ましいところです。

・子ども部屋ない家も?
インターネットサイトなどで調べると、最近は独立した子ども部屋を設けない住宅も増えてきているようです。
最小限の物で暮らす「ミニマリスト」という言葉の知名度が高まる中、なるべくシンプルに過ごそうという意識の現われのような気もします。
独立した子ども部屋を設けない間取りの可能性については、別の機会に考察してみたいと思います。

ただ、2LDK、3LDKといった間取りを検討した際も考えたように、部屋数が少ないと、どうしても家族の成長や変化に柔軟に対応できない点が出てきます。
数年間に限って住むことが前提となる賃貸物件ならまだしも、数十年にわたって住み続けるために一戸建ての住宅を買うのなら、子どもの成長に合わせてさまざまな使い方のできる間取りにしておきたいところです。
敷地に多少の余裕があるのなら、実際に子ども部屋として活用するかどうかは別として、2人分の個室に使えるだけの部屋数を確保しておくべきなのかもしれませんね。