4人暮らし住宅の広さの平均は - 姫路で4人暮らし〜家族の成長に対応できる間取り〜

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4人暮らし住宅の広さの平均は

・予算決めて配分を
住宅購入で常に念頭に置かなければならないのが予算です。
予算総額のうち、どれだけを土地に振り分け、どれだけを建物に充てられるか。
仮に自分たち家族の生活スタイルから理想の間取りを思い描いたとしても、予算配分の大枠を決めないことには、具体的な検討に入れません。
例えば5000万円の総額に対し、3000万円を土地に充てた場合、建物にかけられる金額は最大2000万円。
土地に充てる予算や、その予算で買える土地の広さが決まれば、建物の面積も自ずと決まってきます。

・兵庫の平均は100平方メートル超
兵庫県内の持ち家は延べ床面積の平均が100平方メートル強(30〜35坪)と言われています。
もちろん、市町によって地価が大きく異なるので、人口の多い市町と人口の少ない市町では同じ予算で購入できる土地の面積が違います。
神戸市や姫路市、尼崎市などの都市部、地価の高い芦屋市では1軒当たりの土地が狭くなってしまうことが想定されるので、予算総額次第では建物の面積も100平方メートルを切ってくるかもしれません。
ただ、国土交通省の「住生活基本計画(全国計画)における誘導居住面積水準及び最低居住面積水準」によると、4人家族が快適に過ごすために必要な面積は125平方メートルだそうです。
家族は仲が良いのが一番ですが、時にはケンカもしますし、平時であってもあまりに距離が近いと無意識にストレスを感じるものです。
ある程度の距離感を保ちながら暮らせる広さが、125平方メートルということですね。

・快適に暮らすには125平方メートル必要?
ここで困った問題に気付きます。
兵庫県の持ち家の平均面積は100平方メートル強で、国交省の基準を満たしていないのです。
そればかりか、前述のように、都市部に住めば、さらに住宅の面積は狭くなる傾向にあるのです。
だからと言って、急に予算を増やせるわけがありません。
制約の中で、例えば「夫婦の寝室は最低でも6畳ほしい」などの希望条件をすり合わせて優先順位を決め、理想の間取りとの折り合いをつけましょう。