子どもが独立したら、部屋はどうする - 姫路で4人暮らし〜家族の成長に対応できる間取り〜

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子どもが独立したら、部屋はどうする

・家の2割がデッドスペースに?
文部科学省の調査によると、2020年の大学・短大への進学率は55・4%に高まっています。
半数以上の子どもが高等教育機関に進む時代。
我が子も就職での独立を前に、進学で親元を離れるケースがあり得ます。

地元を離れれば、帰省するのは年末年始や夏休みなど、年に数回(合計で数日間)だけになるでしょう。
2人の子ども用に2つの子ども部屋を用意していた場合、年間のほとんどは家の中の2割ほどの面積が「物置」になり、死んでいることになります。
長期の住宅ローンで家を購入した場合、月に何万円も物置にお金を払っている計算ですから、実にもったいない話です。

・2部屋を1部屋に集約
とは言え、子どもが家を出た瞬間に子ども部屋をなくすのも、子どもたちには可哀想な気もします。
固定の部屋があれば、その分、荷物も増えているでしょうから、仮に子ども部屋でなくすなら荷物をどこかへ保管しなければなりません。
それだけの収納スペースがあればいいのですが、2部屋分の荷物を収納できるスペースなど、そうそうありません。
考えられるとすれば、子どもが親元を離れた後は部屋を1つに集約することでしょうか。
空いた部屋は書斎や趣味スペースとして活用し、帰省が重なった際は子どものうち一方が寝る場所として使えばどうでしょうか。