老後の生活、2階建ては苦痛か - 姫路で4人暮らし〜家族の成長に対応できる間取り〜

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老後の生活、2階建ては苦痛か

・階段の傾斜は緩く
以前に見たように、家づくりは老後の暮らしまでイメージして取り組む必要があります。
一戸建てというと、2階建てが圧倒的な主流派ですが、足腰が弱ってからはなるべく階段の昇降回数を減らしたいもの。
その究極形は平屋ですが、平屋は設計の自由度が高く、空間を有効活用できるメリットがある半面、どうしても広めの敷地が必要になるといった課題もあります。
一般家庭が一定以上の面積を持つ住宅を検討するとしたら、よほど地価の安い地域に建てる場合でないと現実的ではないかもしれません。

そうなると必然的に2階建てになるわけです。
最近は2階にリビングや水回り設備を置く家もありますが、老後を考えると不便かもしれません。
もしも、そうした試みをするなら、年齢を重ねても階段の乗降が苦にならないよう、階段の傾斜は緩めにしておくといった設計上の工夫が必要でしょう。
近年では階段に手すりをつけるのも定着しています。
高齢化が進む中、各住宅メーカーにはノウハウや実例が蓄積されていますから、ぜひ相談したいですね。